ナンバーワン・ファーストワン・オンリーワン
私は2016/12のまゆちゃん(ハピキラ社長)のインタビューの中の
この言葉のことをいつも思い出します。
「ナンバーワン、ファーストワン、オンリーワンと戦略を考えたときに、先駆者になるのは他の人に任せたほうが良さそうだし、何か一つを突き詰めることはあまり得意ではないから、じゃあオンリーワンだなって」
彼女の切り口、言葉の組み合わせはいつも絶妙。
そして、このアイディアも。
得意不得意。
不得意な分野は他に任せて、
自分の得意分野から切り開いていく。
とても刺激を受けました。
私は何がなんでも自分で全てをやろうとしていたから。
「ナンバーワン、ファーストワン、オンリーワン」戦略
を考えたときに、私の得意分野はファーストワン。
その頃からエネルギーの学校では、
「今まで誰かがやってきた何か」
よりも、
純粋に上が提示してくる「何か」を検証していくスタイルに変わってきました。
毎回、
「きっと誰もやったことがなくてデータがないから
自分たちでデータ集めるしかない」
「本当に有効なのか」
エネルギー的事象を仮説をたて、実験検証する。
そして、その中から生まれたものに関しては、
それを紡ぐのが得意な人が紡いで行けばよし。
なぜなら、
それでオンリーワン・ナンバーワンになるのが得意な人がいるから。
クラスでアンニュイな文学作品を読む課題を出す。
「学生の時だってこんなに読み込まなかった。もう無理」
それでも読み込む。
セリフ覚えちゃうほど。
「もう無理」
から出てくるすっばらしい見解。
それぞれが書評家になれそうなコメント。
そして別世界にあったと思っていた
その作品の裏に潜む「自分」に気づいていく。
そう。
全ての人がすっばらしい個性を引っ張り出すところまで
何かに向き合うことをすれば、
その人だけが持つ美しい色合いは浮かび上がる。
私はうまく人付き合いができないけれど、
相手の中に潜む美しい光が見えることが得意分野だから、
鎧ってる部分を剥ぎ取っていくために、ありきたりな方法ではなく、
「なぜ?」
と皆が驚く方法でアプローチしていく。
ありきたりの方法では巧妙な鎧はスルリと逃げていくから。
攻めに攻めていく。
それは一般社会のパッケージの中にいることには耐えられないほど、
無限に向かいたい私も。
人は、本当は自分の鎧の巧妙さを自分が十分に感じているから。
だから感情が揺れるのだと思う。
最終的にはその戦略を知っている自分(本性)がその手を緩めないこと。
自分(鎧)が諦めるまで。
自分(鎧)が自分(本性)を装うことをを諦めた時、
本当の世界が見えてくる。
山本ユキブログ「イシスの息吹」より転載
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