触れるチャクラ考 5 自分の枠組み
みなさま、ごきげんよう。
前々回「自分の枠組みを少し超えてみる」
というお話をしました。
では、「枠組み」とは一体なんでしょう?
私たちがこの世に生まれて、
まだ「枠組み」を知らなかった時、
一番最初にその「枠組み」を知ったのは、
「塗り絵」かもしれません。
線からはみ出さないように色を塗る作業。
お子さんをお持ちの方は、
子どもが最初に塗り絵をどうやって塗るかご存知ですよね?
そこにある線とは関係なく、
グワーッと色を重ねていきます。
(それはお絵かきでも同じ事ですが)
周りから、
「こうして塗る(描く)のよ」
と教えられます。
幼稚園や学校の評価をよくしたければ必須ですし、
お受験教室では、
いかに線の中を”ミチミチ”隙間なく塗る事ができるかを練習します。
そして、集団生活に順応するために、
幼稚園の枠組み
小学校の枠組み
中学校の枠組み
高校の枠組みetc
と進み、いかに周りとの関係性を「上手く」順応させていくかを学びます。
そして、その枠組みからはみ出てしまえば、
いじめであったり、不適合者という烙印を押されたりします。
ですから、波風立てずに上手くやっていくには、
この「枠組み」を遵守せざるを得ませんし、
やがてそれが当たり前になります。
そして、当たり前の枠組みからはみ出したものに違和感を感じ始めます。
何かがこぼれてていれば「気持ち悪い」と感じるでしょうし、
一般常識からずれていれば批判したくなります。
なぜ批判したくなるのかを探っていけば(YEメソッドで)、
奥深くには、
「自分ははみ出したくても我慢してきた」
というところに行き着く人は多いのではないかと思います。
しかし、「枠組み」は
世界共通のものでも、
どの時代にも共通のものでも、
ありません。
日本の常識と私が良く行くヒマラヤの常識は違います。
日本でご飯をスープと混ぜて手で食べれば「お行儀が悪い」
と言われますが、
ヒマラヤではそれが常識です。
お風呂の習慣も、トイレの習慣も違います。
ヒマラヤだけでなく、おそらくどこの国にも「常識」の違いは数多にあるでしょう。
しかし、島国である日本の気質として、
「はみ出さない」ことは非常に重んじられます。
その中にいれば安心だからです。
そして、はみ出すものをなるべく削除しようとします。
しかし、はみ出すことは、
新たな世界を感知することにつながります。
お家の中にずっといたならば、外の世界を知ることはありませんし、
同じものをずっと食べていれば、
食の豊かさを堪能することもできません。
数え上げたらきりがないけれど、
この世に広がる豊かさは枠組みの中だけでは味わいきれません。
エネルギーの世界もそうなのです。
まずは「肉体が自分」という枠組み
そして、自分の知識の枠組み
自我の枠組み
この3つの枠組みを超えなければ、
本当にそこにあるエネルギーを感知することは難しいのです。
そして、この枠組みが根付いていない子どもは、
あっという間にエネルギーを感知することも申し添えておきましょう。
エネルギーの世界の入り口、
地に足ついた形でチャクラやご自分のエネルギー体を知り感知し、
ヒーリングチャクラ7を使って
自分や他者へのヒーリングが可能になるクラス
8月11日〜15日に開催します。
人数に制限がありますので、
お早めにお申し込みください。
山本ユキブログ 「イシスの息吹」 より転載