小指の大切さを味わうシアワセ

 

2021年 11月13日(土)北町公民館2階和室(わら舞)

地に足を着けなおす 15:10〜

玉木さん 10:00~

医療従事者クラス・エーテル塾 11:00〜

舞扇・仙骨尺をお忘れなく。

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お稽古で、平拳を作っていると、

先生が通りすがりにスッと小指を整えて下さいました。

ほんの1秒かかるか、かからないか。

それで身体の様子がスッと変わりました。

 

通常生活しているだけではなかなか意識がいかないその小指の在り方は、

身体全体のあり様を変えてしまう程に大切なものであり、

地に足をつけ直すという考え方を刷新するもの。

そしてまた、身体のあり様を変えるということは、

心の状態、エネルギーの状態すら変化させてしまうもの。

 

お稽古なしに私が人生の中で小指の在り方に気づくことは、なかったでしょう。

 

恐らく、その僅かな差異はその道を極めた存在しか気づかない差異であり、

奥義なのだと思います。

コロナ禍で開催される講習会は、

毎回、そんな奥義が余すところなく提供されているのだと思います。

 

武術の嗜みのない私などがその教えを受けるのは、

本当に申し訳なく、心苦しいのですが、

ただそれを受け取るだけではなく、

恐らく長い年月をかけて生み出してこられたその道のりに思いを馳せ、

なぜ作用し、変化が起こるのかを自分なりに検証し、

自らの身体の未知なる領域を整えていくこと、

それが、御覚悟をもってお教えくださる先生へのご恩返しだと思っています。

 

「本当の事を教えてくれる本物の師匠を与えてください」

10数年前に祈った私が導かれた師匠たちは、

当初、私が思い描いた師匠とは違っていました。

お一人は、沖縄でムヌシリという現地でも恐らくお年を召した方でなければ、

ご存じないであろうお立場にある先生。

ご自分の人生をその土地に伝わるシャーマニズムに捧げるという通常では考えられない、

人生を歩まれる先生です。

奉仕とは何であるかをその後ろ姿で私たちに教えてくださいます。

そして、もうお一人は、門外漢の私が「どうして来ちゃったの?」と誰もが思ったであろう、

知る人ぞ知る小用先生。

 

何がどうなっても、私はお二人の道に入ることはできません。

しかし、私の道のりの両脇にとんでもなく大きな山が聳えていることは、

道のりを歩む大きな支えです。

 

もちろん出会った時にも感動したお二人ですが、

年月を経るごとに、さらにその素晴らしさが身に染みます。

そんな2人の師匠をもてた私は本当に幸せ者です。

 

 

 

 

 

 

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team0x's blog より転載