今回の東北ボランティア活動は一人で行ってきました。
2日は石巻、3日~6日まで気仙沼にお邪魔しました。

仮設住宅も少しずつ取り壊しが始まっており、落ち着き先が決まっていない方は、残っている仮設住宅に移動を余儀なくされているようです。
仮設住宅というところは狭くて、カビが生えやすく、冬は寒いといった住空間としては最悪なところのようですが、長屋のような繋がりが皆さんの支えになっていたように見受けられます。
イベント等があると、それぞれのお宅から仮設の集会所に集まって、おしゃべりに花を咲かせているようです。

 私が伺った3日の日に防災訓練がありました。
朝から警報が町中に鳴り響きました。

「あの音は嫌だなー!思い出す。」と言う方。
「いつも2合瓶の酒をポケットに入れててね、橋のたもとで飲むんだ。その時もそうするつもりで橋を歩いてたら、突然グラグラっとしたかと思ったら、丁度橋の真ん中あたりで盛り上がってね。その時子どもが3~4人歩いていて。。。」

それまでの日常が突然無くなってしまうという状況は、どれだけの心痛を伴うのか計り知れないことだけれど、どんなに年月が過ぎようと、忘れられない光景が脳裏に焼き付いて離れないということ。まだまだ癒える事の無い痛みを抱えていらっしゃるということが現実にあります。
被災された事の大変さを改めて思い知らさせられました。

紺野祥子