バラ週間 3

 

次回の「地に足をつけ直すクラス」

6月8日(土)14:30~16:30 蕨市民会館 多目的ホールになります。

交通案内一般財団法人 蕨市施設管理公社

 

 

 

バラの蒸留をしながらとれたてのハイドロゾルをお水に垂らしてチビチビと飲んでいます。

 

最初は、

身体の中の滞っている場所が緩み始め、

次にエネルギーの滞りが解けていきます。

ハイドロゾル(蒸留水)は普通「蒸留臭」がするので、

とれたてはそれが先に立ってしまい香しさを感じるのは寝かせた後になるのですが、

バラの場合、成分のフェネチルアルコールが水に溶けやすいのでこちらに集まるのです。

 

フェネチルアルコールの薬理作用としては、

鎮静、抗不安作用、抗菌作用があります。

伝承的には、内服でもスプレーでも、

内分泌のバランス、自律神経の調整、女性ホルモンの調節剤、

PMS、冷感症月経不順に効果を期待できると言われています。

(「ハーブウォーターの世界」より)

 

私たちは通常、自分の身体を認識する時、

五感を通して、

「痛い」「冷たい」「硬い」「滑らか」など

ある意味、客観的に自分の身体や部位を認識しているように思います。

(それすら感じられなくなっている人が多いのですが・・・)

バラのハイドロゾルは、

その認識する意識を別次元に運んでいってくれます。

 

これを言葉で完璧に説明するにはどうしたら良いのか…

 

意識がとても微細なサイズに変容し、

自分の身体の内部をまるで大きな建物の中を探索するかのような視点に

なるのです。

滑らかに移動する粒子の感覚は、

とても心地よく、

体内も意識も滑らかにしてくれます。

ひょっとして、

物質では測れないこの感覚を捉えた人たちが、

「催淫効果」「抗不安作用」

と例えたのではないかと思うくらいです。

 

 

 

 

 

 

 

山本ユキブログ「イシスの息吹」より転載