3番目の地 ルクソール

 

 

 

寝台車を降りて、ルクソールのホテル着。

9:00pm、しかしホテルは歌に踊にお祭り騒ぎ。

翌日は早朝に出発するので、

サクッとシャワーに入って耳栓して就寝。

アスワンもルクソールも5つ星ホテルでも、

スリッパやバスローブ、コンディショナーはありませんからご持参ください。

 

 

朝一番に向かったのがデル・エル・メディナ

クリスチャン・ジャック「光の石」シリーズは、

もう何回も読み返した大好きな小説。

新王国時代に王家の谷の造営に携わる人たちが生涯を通して生活した場です。

思ったよりもこぢんまりとした敷地の中に集合住宅があります。

 

観光客も少なく、場のエネルギーをじっくりと味わうことができます。

集落の長であるインヘルカウの墓。

 

こちらは下僕であるセンネジェムの墓

下僕のお墓なの?
という素晴らしさ

素晴らしい保存状態。

1886年に発見されたそうです。

 

更に奥に向かうと、この場の神殿があります。

 

 

ここが本当に、まだ当時の人々の息吹が残っているように素晴らしく、

深い部分を揺さぶられました。

 

ハトホル神に香油を捧げるホルス神

どんな香油なのでしょうか。4本の瓶。

この部屋、本当に素晴らしいエネルギー。

いつまでも座っていたくなります。

顔を洗うボール?

最近まで使っていましたね?
と言いたくなるような豆挽き。

ただただ、ため息。帰ったら、光の石を再読せねば!

 

 

 

さて、後ろ髪を引かれながらも、デンデラ神殿へ向かいます。

ベス神、魔除け・妊婦と赤ちゃんを守る神さま

 

まず、入ってすぐの大列柱室に圧倒されます。

そして、その後もため息の連続。

階段を上がった「アリスの入り口」の奥には、

 

ハトホルの祭具室

入り口も小さいけれど中もウナギの寝所のような狭さ

どうやってレリーフを掘ったのでしょうか。。。
どうやって祭具を出し入れしたのでしょうか。。。

 

もう一つの、今度は階段を降りた「アリスの入り口」の奥には、

美しすぎるレリーフ、まだ色が残っているのです。

こちらも祭具室

一番奥は話題のアレ。

 

そして、圧倒的だった こちら

首がおかしくなるほど長時間見上げてしまいます。

ヌート神・ハトホル。

 

 

ルクソールは、渋滞もなく、空も青く、

(カイロは太陽が月に見えるくらい霞んでいて息を吸うのが躊躇われる)

パクシーシもこちらから受け取ってもらいたくなる親切なおじさんが多く、

心休まります。

 

 

飛行機で、カイロに帰ります。

ホテルに着いたのは夜中。

1日1スケジュールがこの歳のエネルギー的には良し。

キチキチのスケジュールは、若者に任せます。

 

 

 

 

 

 

クラススケジュール

http://blueprintjapan.com/archives/info/057

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

team0x's blogより転載