エネルギーの体得と伝達 4

前回の3までの下地がある方にとってネックになるところは、

 

自分が感知なさったものに対して自己容認がなかなか取れないことでしょう。

 

 

 

 

私の場合を申し上げれば、

 

30歳過ぎるまでは、物質以外の世界や宗教に関連した世界は

 

社会で機能することのできない完全な負け組の行き先だと教育を受けてきたので、

 

(「いた」ではなく「いる」かもしれませんw  今でも思うところは多々あります )

 

ヒーリングトレーニングに入ったこと自体、

 

家族からは「大丈夫か?」と心配され

 

社会的に知名度や学歴、家柄が最優先される傾向のあった当時の人間関係

 

の中に入る時には、それ相応の鎧をまといました。

 

今現在でも当時から続いている関係の方々は、

 

私がエネルギーの世界で仕事をしていることを知らないかもしれません。

 

 

 

 

ヒーリングトレーニングの入り口に立った時に、

 

『人間のヒューマンエネルギーフィールドの層を読め』

 

というお題に、

 

なぜか全ての層が読め、確認が取れた時にも、

 

「本当ですか?」

 

と、やや斜めな自己評価をしていましたが、

 

この時の教師が、

 

知性があり、あらゆる意味でしっかりとした足腰のある実力のある能力者であり、

 

年月をかけて、その教師のオーラフィールドの中で

 

自分が感知したものに対する確認作業を送ることができたのは幸せなことでした。

 

 

 

 

こんな背景があるので、

 

今現在「見えない、わからない」と言っている人たちが

 

どの段階で見えない、わからないと言っているのかは、

 

わかります。

 

「わかる」にもレイヤーがあり、

 

自信満々で「わかる」と言っている人も、

 

自信が全くないけれど「わかる」と言っている人も、

 

(前回の3つのことを口を酸っぱくして言われている)クラスの人たちの中では、

 

同じようなところにいるのです。

 

要は、自己容認の厳しさの度合いなのだと思うのです。

 

そのような場合には、

 

エネルギーのレイヤーをしっかり感知できる教師の元で、

 

自分が感知したものに対する確認作業をコツコツとしていくことが、

 

もっとも安全な感知力の育てかただと思います。

 

レイヤーを感知せず、一定の世界だけの感知にとどまれば、

 

思い込みの世界に入ってしまうことは多々ありますから。

 

 

 

 

また、足繁く通うヒマラヤでは、

 

チベット仏教の様々な宗派の方々にお目にかかり、

 

お世話になり、子どもたちへの支援もさせていただいていますが、

 

毎回思うのは、

 

「何を信じ信仰しているのかではなく、人間的に成熟しているかどうか」

 

が一番大切だということ。

 

宗派ごとの対立が当たり前にあるし、

 

ご自分の信仰しているものが最高だとお思いだし、

 

ヒエラルキーがあるし、

 

でも、私は宗教に関してはその中に入ることには、全く興味がなく、

 

(日本の神社仏閣に関しても全く興味が湧きません)

 

その中に身を置く気にもなれない

 

(パッケージの中に入った途端に、

 

自分のエネルギーの広がりが阻止されてしまうのがわかるから鎧化が進みます)

 

ので、あちらでも宗派やヒエラルキーにとらわれず、

 

人間的にエネルギー的に豊かな人と自然につながっていきますし、

 

あちらのその世界でも、ホンモノは宗派にも拘らずヒエラルキーにも拘りません。

 

だから、日本からやってきた何の背景もない私を

 

快くゴンパに滞在させてくれるのでしょう。

 

ゴンパや宗派がすごいのではなく、

 

その土地のエネルギーが格別だということをご存知なのでしょうから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のまとめ

・ エネルギーを感知するには前回の3つが必要不可欠。

・ トレーニングを積むには、

しっかりとした足腰のあるレイヤーを感知できる教師の元で研鑽を積む。

・ パッケージ(宗教など)はエネルギー感知と違うベクトルに進む。

 

 

 

 

山本ユキブログ「イシスの息吹」より転載