311とヒーリングボランティアとヒーリングについて
今年もこの日がやってきましたね。
もう7年、まだ7年。
それぞれの心の中に様々な思いがおありになると思います。
未だ、お辛い思いや生活をなさっている方々がたくさんいらっしゃるのが現状です。
エネルギーの学校のクラスの有志は、
今でも定期的に気仙沼でボランティア活動をしてくれています。
今月も24日〜26日までヒーリングボランティアを予定しています。
このリンクには今までのボランティアの報告もリンクしてありますので、
ぜひご覧ください。
そして、今まで彼女たちは自腹で活動していました。
もしも、現地に行くには日程が合わないけれど、
何か協力したいというお気持ちがある方は、
NPO法人ブループリントファクトリーの活動支援の方にお気持ちをいただけると
助かります。
日本でヒーリングというと、
「あやしい」
という認識が非常に多くのパーセンテージを占めると思います。
実際に、しっかりとした教育背景がなく週末の講習を受けただけでも、
「ヒーラーです」
と名乗ることができるのが日本のヒーリングの現状です。
自らの内的取り組みや、しっかりとした扱う病状に対しての知識がなくとも、
漠然とした「光」「エネルギー」「気」を流すことで
「ヒーリングをしている」
という(本人はおそらく良いことをしているという)認識です。
昔ヒーリングの師匠がこんなニュアンスの話をしてくれました。
「ヒーラーは、キラキラした世界に生きるのではない。
光のない闇の中に自らが入り、自らの光を体現し暗闇に光をもたらすのだ」
と。
内的に癒えていない人には闇の中に入って行くことは辛いことです。
まだ傷跡の残る被災地に赴くことはまさにこれです。
覚悟が必要なのです。
気仙沼でも当初は御多分に洩れず、
「ヒーリング?」
と、大歓迎されるわけでもなかったようです。
しかし、コツコツと数を重ねて通ううちに、
「ヒーリング」という言葉を聞いたことすらないお年寄りが、
楽しみに待っていてくださったり、
明らかに状態が好転したり・・・
(詳しくは上記のリンクからの活動報告を是非ご覧ください)
地道な積み重ねがそこにはありました。
なかなかできることではありません。
本当に本当に彼女たちを尊敬しています。
ボランティアに参加している人たちは、
少なくとも4年以上長い人は10年以上
エネルギーの学校で内的取り組みやエネルギーetcについて
学んでいるメンバーです。
山本ユキブログ「イシスの息吹」より転載