身体というお道具、そして、観察可能な複数のエネルギー体考察 1

 

2021 612日(土)北町公民館2階和室(わら舞)

地に足を着けなおす 1510

医療従事者クラス・エーテル塾 1100

舞扇をお忘れなく。

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20年以上エネルギーワークのセッションを続けていると、

時折、今まで気づかなかったヴェールが開かれ、

その奥に広がる世界を見せられる瞬間が訪れる。

 

新たな世界は、私たち人間という存在の深淵さを更に示してくれると同時に、

今までそれに気づかずにセッションしてきた未熟な自分を見せつけられる瞬間でもある。

 

しかし、私にとって、これもまた冒険なのだ。

というよりも、この冒険の為に様々な場所に足を運んできたのかもしれない。

 

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道のりを進む際に2つのエネルギーパターンがあるように感じる。

 

その一つは、安定型。

手技としてエネルギーワークを学んでいる時には、

その手技をマスターすることが最優先事項であり、

そのパッケージされた中で自動運転できるようになれば、安泰と言えば安泰だ。

広い視野で見れば、エネルギー的には硬結を生み出す。

しかし、一つのことに熱中して、徹底してそのパッケージの中で更に磨きをかけると、

どうしようもなくパッケージに収まらない事象がやってくる。

内なるドアをノックされているのだ。

その時に、そのパッケージの門の外に出ていくのか、

門の中に戻るのか、

それは、それぞれの選択になる。

 

二つ目は、分散型。

現在世の中には様々なパッケージがある。

例えば、

「7つのチャクラという体系」の中で観察すれば、

そのパッケージの中で教えられた世界が見えてくる。

「色の世界のパッケージ」に入れば色が繰り広げる世界や問題点が認識できる。

「音の世界」であれば、その音の周波数によっての感知ができる。

「経絡」「筋反射」などなど

他にも沢山の素敵なパッケージがあり、

選択するのが大変なくらい。

目新しいパッケージがあれば手を出したくなる。

私もそうだったけれどワークショップ中毒の人も多いと思う。

パラパラとエネルギーが分散していき、

Netflixでつまらない場面を2倍速で飛ばすように、

自分の見たくない問題を沢山入れたスケジュールで2倍速で飛ばしていく。

または、2倍速で飛ばすので気づかなかった。

この中毒状態は、何かを麻痺させるために存在していることにも気づかない。

「自分という存在を見つけるために学んでいる」

という一見自己探求っぽいラップで覆われているからだ。

目に見える様々な中毒よりも実はタチが悪い。

痛いけれど、これは以前の私です。

全部集めたら厚いディプロマファイルができそうだ。

本来見なければならない部分を迂回し続けるエネルギー。

 

もともと小さい頃からパッケージ化に向かなかった私は、

当たり前に門の外の世界へと足を踏み出し続けてきたが、

それだけでなく、強い土の性質は徹底したパッケージ内の研鑽にも精を出した。

私の中での2つの極を満たすためには、

物凄くエネルギーを使わねばならなかった。

コロナ禍という大きな制約によって外の世界への冒険も出来なくなり、

年齢的にもパッケージの中にいる必要性が減っている今、

私の門は外ではなく自分の中にあることに改めて気づく。

外に広がる好奇心と足元を固めていく二つのベクトル

双方から脱するには外側の世界ではなく徹底して内側の世界に目を向けなければならない。

 

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さて、自分の内なる門の探求に必要なのは何だろう?

自分の身体意識の位置、

自分が立っている界層、

この世で身体を持ちながら探求するには、

ここを冷静に認識することが必須になる。

この座標軸がなければエネルギーの広大な世界に思いを馳せることができないからだ。

 

 

 

 

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team0x's blog より転載