「私」という「物語」

 

あらゆる人は、自分の物語の世界に住んでいる。

そして、その物語の世界が、この世の一つの世界で、あらゆるものが存在していると信じている。

 

注意が必要なのは、

各人、一人一人が物語を持っているということ。

自分の物語の中では、自分の認識が一番正しい。

自分の物語だから、それは当たり前なのだけれど、

一人一人が自分の物語の中では主人公である。

その物語の中に入ってくる人は、

自分の物語の中の登場人物となり、

自分の思い通りになると(良い期待でも悪き期待でも)何処かで思っている。

 

 

しかし、どんなに身近な親兄弟、子どもであっても、

物語は各人一人一人が持っているので、

思い通りにもならないし、

物語の中の正しさは人の数だけある。

 

ブループリントの世界に足を踏み入れるのならば、

この物語から出ることは必須。

ブループリントクラスにOKが出るまでこんなに時間がかかったのは、
この下地を作るためだった。

YEメソッドもエーテル体の鍛錬も下地作りの為の手法。

ようやく下地づくりが整った。

今後も、自分でメンテナンスを行える。

 

物語の中でのエネルギーは、限定されたものであり、

広いエネルギーの海から見れば、

テーブルの上の水滴にも満たない。

 

残念なことに、その物語の中にいる人は、

それに気づかず、その世界に人を引き入れようとする。

そして、引き入れた人には、自分の正しさを証明してもらいたいと期待する。

 

引き入れようとするエネルギーは、

台風の目の様に周りを巻き込もうとする。

ここで巻き込まれないために出来ることは、その物語から身を引き冷静に見ること。

物語の中にいる人は、大抵自分の物語の外の世界を見ることはない。

物語の外に出たと思っているのだが、

実は、まだ物語の中にいるのだから、悪き循環だ。

 

誰かに自分の正しさを主張し、それに同意してもらいたくなったら、

それは、自分の物語の中に相手を引き摺り込もうとしている合図なのだと思う。

自分が正しいのであれば、

自分の物語を外から冷静に俯瞰しているので、

その正しさを誰に主張する必要も証明する必要もない。

ただ、佇み、そこに流れるエネルギーを知るだけだ。

 

その流れるエネルギーを知るためには、

物語から出ること以外にない。

「物語好きな人」「自分を主張したい人」には向かない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラススケジュール

http://blueprintjapan.com/archives/info/057

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

team0x's blogより転載