私たちの身体は柔らかく滑らかで美しい

 

2021 313日(土)北町公民館2階和室(わら舞)

地に足を着けなおす 1510

医療従事者クラス・エーテル塾 1100

舞扇をお忘れなく。

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数年前に参加した解剖実習でのこと。

ホルマリン漬けのご身体と

冷凍保存してあったご身体

双方の状態を見させていただきましたが、

これは雲泥の差がありました。

ホルマリン漬けのご身体では「物質感」を感じました。

皮膚、筋膜、筋肉、骨、そして、それぞれの身体部位。

それぞれ「個としての物体感」があるのです。

そして、

冷凍保存してあったの方のご身体は、

柔らかく滑らか瑞々しいのです。

どこをどのように区切るかが難しい感じです。

どうしようもなく繋がり、

どうしようもなくしっとりと滑らかに落ちるのです。

「私たちの身体はこんなにも美しいのだ」

そう感じました。

 

それから数年経ちましたが、

ここ最近興味があるのが身体における滑らかな重さとエネルギーです。

それは解剖実習で見た、

冷凍保存のしてあったご身体の滑らかに落ちていく様子を思い出させます。

ご検体は、70歳をすぎた女性のものでしたが、

横隔膜も、筋肉も、腕も、内臓も

滑らかにテーブルに吸い寄せられるように美しく落ちていきました。

人間の身体は、滑らかで瑞々しく柔らかい、そして美しい。

 

私は今日も自分の身体の内側に意識をむけ、

その滑らかさや柔らかさ美しさに感謝します。

そして、少しでも「硬く、不自由だ」

という意識が働きそうになったら、

その部位の滑らかさを確認します。

そして、意識や思いに

「こんなに滑らかでや柔らかく美しいのに勘違いしていますよ」

と教えてあげるのです。

 

不思議ですね。

私たちの意識や思いは、

こんなにも柔らかく滑らかで美しい身体を

「硬くて不自由」

だと思わせてしまうのですから。

どうせなら、

滑らかさや柔らかさ、美しさを愛おしみながら日々を過ごしたいものです。

 

 

 

 

 

 

2021年の年間スケジュール

 

 

 

 

 

team0x's blog より転載