身体というお道具、そして、観察可能な複数のエネルギー体考察 3

2021 6月12日(土)北町公民館2階和室(わら舞)

地に足を着けなおす 1510

医療従事者クラス・エーテル塾 1100

舞扇をお忘れなく。

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前回、意識のポイントの位置について提示したが、

これは私の感知したエネルギー状態の知見での話である。

独自の見方なので、新たな方面からの視点の為のご参考までに。

 

『秘教治療』の規定1で、

「治療家は、助けようとする人の思考もしくは欲求の内的な段階を知るように

自らを訓練しなければならない」

という一文がサラリとあるが、

この文章の背景には思考・欲求というレイヤー以前の各個人の意識の位置のパターンがあり、

その状態を認識できない状態では、

思考・欲求のレイヤーすらあやふやであり、

(どこで思考しているかどこで欲求しているか)

自分の世界の中でパターン化した認識しかできなくなってる。

そして、パターン化した意識は硬結を作りやすく、

硬結があれば流れるはずのエネルギーは滞り潤沢な流れは阻害される。

 

 

以下は門の前に立つ以前に本来ならば培っているはずの認識ということにもなる。

(注 ネガティブな事例は60年近く溜め込んできた私自身の経験からです。
   ポジティブなものはその限りではありません)

 

1 身体の表面に近い内側にある

まず現在の社会状況から言って、

身体内に意識があることは賞賛に値するようにも思う。

良い意味でも悪い意味でも、

「私」(一般的な自分という認識としての私)であることを放棄していない状態であり、

この領域にいる人はよく見かける。

このタイプのポジティブな面は、そつなく、うまく世の中を渡っていかれることだ。

しかし、深く感じることを恐れ、エネルギーのベクトルは外に向かっている。

 

深部に意識を浸透させない理由とパターン

① 防衛のための鎧がいつの間にか「私」という認識になっている。

 ・ 明かに人を寄せ付けない壁を作っている

 ・ 戦うために常に前方に意識がある

 ・ 様々な「私」の自己演出(ポジティブ・気立が良い・しっかりしている・親しみやすい等)

   が鎧となりその奥にある世界は見ない

 

② 内的な部分に自らの目を向ける事を拒絶している。

 (このシリーズの1のブログの分散型もこれ)

 ・ 深部に目を向けない様に麻痺させる要素が生活の中にある

   過密なスケジュール、ワークショップショッピング、
   ネットサーフィンによる情報ショッピング、

   スマホ・仕事・食へのこだわり・買い物・SNS依存、ゲーム、

   子どもをはじめ家族へ過度にエネルギーを向ける

   など、内的な部分に目を向けない為にあらゆる手段を用いる。

 

その表面に近い領域での部位

 1-1 頭部 思考型(自分が思うほどクリアな思考ではなく感情先導の思考)

 1-2 喉部 主張型(「私」を主張せずにはいられない)

 1-3 胸部 感情主体(感情の波に翻弄される)

 1-4 腹部 本能主体(本能に抗うことができない)

大凡、この4つ

 

 

2 身体の深部にある

深部に意識があるタイプは、

「私」を主張しない。

それは、深い部分に経験に裏打ちされた自信があるからだ。

思慮深く、沈黙を愛することができる。

他者の視線を気にしない。

社会的には気付く人にしか気づかれない。

エネルギーを放出させるのではなく内部変容のために使う。

 

 2-1 頭部 俯瞰しながらの思考、感情に左右されない

 2-2 喉部 言うべき時のタイミングを知っている

 2-3 胸部 慈悲に結びつく感情

 2-4 腹部 本能を抑え込まず見守っていられる

 2-5 脚部(圧倒的に少ない)身体を器として機能させている

 

 

 

3 身体の外側にある

何らかの理由で身体を感じることをストップせざるを得ない状態。

その理由が重大なものであれば、多くの場合防衛の為にHEFの外側に意識を飛ばす。

 

 3-1 HEFの内側

 夢の世界への逃避

 私は苦手な歯科治療の際、これを使う。

 また、自己ヒーリングの際にもここを使うことがある。

 

 ある意味「引きこもり状態」は、HEFの設定を一定の空間に置き換えることにより安全を担保しているのではないか。

 この場合、無理に外に連れ出すには相応の保証が必要である。

 

 

 3-2 HEFの外側(乖離状態)

 恒常的に危機的な状態が続く場合、更に複数の人格を設定し、

 自分という感覚のパーセンテージを薄めていく。

 

 

羽根木公園の梅がたわわに実ってます

 

 

 

 

 

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team0x's blog より転載