エネルギーの観察 2

 
通常「自分」という認識をする範囲は、
カラダ(皮膚の内側)だと思われるのが普通だと思うのですが、
私たちは目に見えない「エネルギー体」ももれなく持ち合わせていて、
実は様々な領域でそれを認識されていることがあると思うのです。
 
例えば、人との距離感。
慣れていない人との間には一定の距離が必要と感じる方が多いのではないでしょうか?
だから満員電車はストレスですよね。
苦手な人が近づいてくると緊張したり・・・
これは、実はカラダは触れ合っていないけれど、
下の絵の青い線から内側にある
ヒューマンエネルギーフィールドが重なり合ったから起こる現象です。
 
私たちは、このようにカラダの周りに
ヒューマンエネルギーフィールドというエネルギー体を持ち、
そしてそれがあることにより自分を安全に保っていられるのです。
 
このヒューマンエネルギーフィールドをご自分で認識すると
とても面白いことがわかると思います。
満員電車の中でのびのびとしていられない場合には、カラダ近くまで引き寄せたり、
大自然の中に入ったらのびのびと大きく伸ばしたり。
 
しかしながら、このヒューマンエネルギーフィールドが何らかの理由によって、
健全に機能しない場合があります。
事故や大きなトラウマによって亀裂が入ったままである場合があるのです。
あまりの痛みに耐えられなかったり、
ショックな出来事に対処できない場合、
亀裂を作って意識を外に飛ばすのです。
自然に中に戻る場合もありますが、そのままの状態の方もいらっしゃいます。
このような状態は、風船に穴が空いている状態と同じですから、
出入り自由。
自分も抜け出す代わりに、
自分以外のものも出入り自由ということです。
そして、穴があるのでエネルギーが蓄積していくことは困難ですから、
非常に疲れやすかったりもします。
 
協働させていただいている精神科のクリニックで診させていただいたクライアントの方々は、
このような状態になっている場合が非常に多いのです。
この場合は、この亀裂を塞いであげるとあっという間にエネルギーが変わります。
 
 

 

そして、このヒューマンエネルギーフィールドにも様々な層(エネルギー体)が存在し、一つ一つの役割を担っています。

ですから、応急手当としてラベンダーの精油などを使って

簡単に塞ぐ方法をお教えしていますが、

多層に渡って亀裂がある場合には

(これもセッションを重ねてきたことによって気づいたことです。

一層だけの修復ではすぐに元に戻ってしまいます)

各層での修復が必要です。

 

 

 

 

山本ユキブログ「イシスの息吹」より転載 
http://yukiyamamoto.hatenablog.com/entry/2018/06/15/084017