エネルギーの観察 4

 

こうした一つの層の一つの側面だけでも、

様々なバリエーションがあり、

というよりも同じものは二つとないわけですから、

エネルギーの世界を言語化したり、

全てスッキリと体系にまとめることは不可能なことかと思います。

しかし、足がかりとして体系がなければ、

「後ろ姿を見て学ぶ」

という非常に特別な人だけが習得できる高度な方法しかなくなってしまうので、

この辺りのバランスを取ることは非常に大切に思います。

 

心や体に問題がある場合、

肉体のみならずこのエネルギーの体のどこかにも亀裂以外の問題が見つかります。

ヒーリングする時には、このエネルギー体をそれぞれチェックします。

そして、このヒューマンエネルギーフィールドとも違う次元に存在するエネルギーまでもチェックしていきます。

 

 

左から、カラダ、ヒューマンエネルギーフィールド、

魂が通ってきたライン、根元的な光、質量と光。

これは、全て異なる次元に存在しています。

ですから、多くの皆様が、

カラダを観察するようにエネルギー体を観察しても、

見えるのはせいぜいカラダの情報と非常に近いレベルのエーテル体どまりで、

次元を変えないで感知するのはアストラル(なぜなら現在ほとんどがこの領域のエネルギーで動いているから)界の情報どまりです。

 

例えば、

「胃の調子が悪い」

と仰る方がいらっしゃるとします。

胃の動きが悪くなっている場合、

肉体全体のエネルギーをチェックし、

滞りがどこにあるのか見ていきます。

その後エネルギー体の大まかな状態をチェックします。

漏れがないかどうか。

交感神経など様々なバランスは取れているか。

それから各エネルギー体を一つづつチェックしていきます。

肉体、感情、人間関係、過去のトラウマ、思考のパターン化、

ブループリントとのズレ、高い自己との乖離などなど。

この時に頚椎や脳の様子もみていきます。

頚椎と脳だけでも大きな収穫を得ることができます。

この辺りで大体どこからの問題によってそのような状態になっているのか

そして、その問題がどのように絡み合い

いまの状態になっているのかが見つかってきます。

それが人間関係からの場合、主にアストラルの領域での作業になります。

(ここが全く関与していないことは、私がみた中で殆どない)

生きることへの同意や前に進む足腰も関わりがあるかもしれません。

そこからさらに次元を変えてそれぞれの領域をチェックしていきます。

パターン化した見方ではなく、

全ての領域での観察が必要です。

 

 

 

 

山本ユキブログ「イシスの息吹」より転載 
http://yukiyamamoto.hatenablog.com/entry/2018/06/17/062954