そして、タイムカプセルの中には、
あなたが求めて止まなかったエネルギーが眠っている。
幼少期には母親や家族に、
思春期には先生や友達に
そして、恋愛や人生のパートナーに。
 
もうそれを手に入れている方もいらっしゃるかもしれない。
しかし、そこには手に入れた「それ」を手放さないように、
自分という存在全てをさらけ出すことを抑える必要があるかもしれない。
そしてまた、
また「それ」をなくすことを恐れるあまり、
そこにある「それ」に手を伸ばすことを躊躇しているかもしれない。
 
また、「それ」を「神」や「宗教性」
といった人間を超えた自分の外側にある対象に求めている人がいるかもしれない。
 
 
 
タイムカプセルの中には、
「それ」が眠っている。
 
 
まるでメーテルリンクの「青い鳥」のように
外に探し求めては傷つき、
しかし、深い部分から湧き上がる憧憬によって、
さらに求めて止まなかった
「それ」
 
概念的にはよく耳にするかもしれない。
しかし、実際にエネルギーとして
「それ」
を体験することは稀であろう。
なぜなら「それ」は
見たくないもの
と蓋をした硬結の下にあるものだから。
 
苦しみの経験を感じさせるふたの下にあるものを
見たくはないからこその蓋であり鎧である。
 
流行りのポジティブシンキングも
お手軽な瞑想の手法でも得られない。
だから皆、常に探し求める。
 
そこに至る道は人それぞれ違う。
その道のりの彩り(硬結を作った出来事、苦しさの度合い)
は、人それぞれ。
同じような事象でも傷の深さもそれに費やす時間も人それぞれ違う。
 
 
そこに至る道しるべとしての自分の硬結を皆避けて通るが、
その硬結こそ魂が持ち込んだ「鍵」に他ならないように思う。
 
 
 
 
 
山本ユキブログ「イシスの息吹」より転載 
http://yukiyamamoto.hatenablog.com/entry/2018/07/27/081131