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満月の夜。
 
繊細な天界の音楽に低音のサクスフォンが入った
 
ベルベットのような音色の夜空。
 
同じ音は2度とないし
 
同じ色も2度とない。
 
それを求めて、それを維持しようとするのは
 
愚かな”人間”だけなのかもしれない。
 
維持しようとすればするほど、 
 
それとはかけ離れたものになっていく。
 
 
 
小さい頃、
 
目を閉じれば額に私を見つめる一つの瞳があり
 
それは他者には無く
 
決して二つではない事がわかると、
 
その目が語る言葉や
 
その目が見た世界は”通常”ではないことも様々な局面で知ることになる。
 
この地では当たり前にそれと語る世界。
 
その部位はどこよりも洗練されたわたしの組織なのだ。
 
それは
 
この地に流れる音階を見る事ができるし
 
この地に流れる光や色とともに過ごす事ができる。
 
また、生きものの背景にある色彩や思いが当たり前に存在していることを
 
教えてくれる。 
 
 
 
散りばめられた音を指で弾けば
 
竪琴を弾くように美しい音色になる。
 
それは光であり音であり色である。
 
全ての空間がその美しき顕現で埋め尽くされる。
 
やがて私の行く先もその炎の一部であり、
 
色であり音である。
 
微細な光の一つ一つは幾何学模様のようでもある。
 
それは一つづつ個性を持ち
 
組み合わさることにより妙なる音色となりオーロラとなり
 
天女の羽衣となる。
 
手のひらを傾ければサラサラと音を立てて流れていく。
 
 
 
音や色は重なりあり
 
さらに新たな色や音や光を顕現していく
 
無限の広がり。
 
 
 
天界の音楽が聞こえる場所。

 

 

 

山本ユキブログ「イシスの息吹」より転載
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